2020/07/28更新
総務省の要請を受け、ドコモ、KDDI、ソフトバンク(ワイモバイル)の3社は、新型コロナウイルス感染症の影響でオンライン学習等を必要とする学生に対する支援策を発表しました。
実際には学生以外にも適用される模様で、使用者の年齢が25歳以下の場合に、容量超過後の追加データの購入料金を最大50GBまで無償化するということです。さらにテザリング・オプションも無料になります。
スマホのデータ通信容量を50GBまで拡大して、スマホのテザリング機能でタブレットやPCを活用してもらうという狙いです。
ただ3社とも、容量超過後のチャージを50GBまで無料にするという点は共通しているのですが、期間や適用される条件などは違っているようです。(期間についてはどのキャリアも足並みが揃ってきたようです)
- 「50GBまで無償化」の期間は?⇒毎月延長しています
- 「50GBまで無償化」の落とし穴 ⇒ 料金の負担増に注意!
- ワイモバイル(Y!mobile)は1,980円~で50GB
- オンライン申込みが不安ならヤングモバイル経由が安心でオトク
「50GBまで無償化」の期間は?⇒毎月延長しています
ドコモ:4月1日~8月31日(4月1日時点で25歳以下の契約者または登録利用者)
KDDI:4月1日~8月31日(3月31日時点で25歳以下の契約者または登録利用者)
ソフトバンク(ワイモバイル):4月3日~8月31日(4月1日時点で25歳以下の契約者または登録利用者)
「50GBまでの無償化」期間は上記の通りですが、総務省の要請があれば、その都度発表するそうなので、おそらく延長になると考えられます。
「50GBまで無償化」の落とし穴 ⇒ 料金の負担増に注意!
「50GBまで無償化、無料」が一人歩きして、スマホの通信料金が全部無料になると勘違いされやすいのですが、あくまでも「容量超過後の追加データの購入料金を最大50GBまで無償化」ということなので、現在契約しているプランによって、負担額は違ってきます。
例えば、KDDI auで新ピタットプランNで契約で家族割など適用なしの場合、月4GB以内であれば4,480円で収まっていた料金も、上限7GBの5,980円までの利用分は自己負担になります。無料になるのは、その上限7GB~50GBまでの追加データ料金となります。
つまり、普段の4,480円⇒5,980円の差額1,500円は、負担増になります。
単純にデータ料金が全部無料になるわけではないので、現在のプランの金額とデータ量上限がどのくらいかを把握する必要があります。場合によってはプラン変更を検討した方が良さそうです。
詳しくは、現在加入のプランが対象なのかどうかも含め、各キャリアのHPでチェックしておきましょう。
ワイモバイル(Y!mobile)は1,980円~で50GB
これからMNP乗り換え、あるいは新規契約を考えているなら、ワイモバイルがオススメです。
理由は、一番安いプランS(4GB)が月2,680円なのですが、この料金で50GBまで使えるからです。4GBまでの料金は自己負担になりますが、4GB~50GBまでの追加料金が丸々無料になります。
さらに契約翌月から6ヵ月は700円引きになるので1,980円で利用できます(端末代金含まず)。
もし、5歳~18歳であれば、「ワイモバ学割」が「プランM」or「プランR」で適用になり、最大13ヵ月1,000円割引となります。プランM(12GB)がプランSの料金で利用できます(最大13ヵ月)⇒6/1 申込終了。
格安SIMを扱うMVNO各社も総務省からの要請は受けているようですが、そもそもキャリアから回線の一部を借りて運営しているので、キャリアほどの支援は期待できません。ワイモバイルの場合は、料金は格安SIM並で通信品質はキャリア品質そのものなので負担を軽減したい若年層(その保護者)にはピッタリではないでしょうか。
<番外編>
オンライン申込みが不安ならヤングモバイル経由が安心でオトク
25歳以下の方は、「若くて、ネットに慣れているから、オンライン契約に不安がない?」と聞かれれば、そんなことはありません。
もし、いろいろ教えてもらいながらプランや端末を選び、契約内容もチェックしてもらえるなら、すごく安心できると思いませんか?
実は、そんなオンラインショップがあります。「ヤングモバイル」っていうワイモバイル正規代理店が昨年オープン(2019.8)しています。しかも高額キャッシュバック特典もあります。
関心があれば次の記事を参考にしてみてください。