1. ahamoではSIMカードとeSIMの両方を提供している
SIMカードとeSIMの違い
SIMカードとeSIMは、スマートフォンや携帯電話で使われる「つながるためのカード」みたいなものです。
SIMカードは、スマートフォンに差し込むことで使えます。その中には、自分の情報や電話番号が入っていて、通信会社と繋がるための鍵のようなものが入っています。
SIMカードのサイズは、標準SIM、microSIM、nanoSIMの3種類があります。ahamoではnanoSIMのみ提供しています。
一方、eSIMは物理的なカードではなく、スマートフォンの中に入っている特別なチップのことです。eSIMにも自分の情報や鍵が入っていて、通信会社とつながることができます。
ahamoのSIMカードとeSIMの特徴
項目 |
SIMカード |
eSIM |
---|---|---|
難易度 | 初心者向け | 上級者向け |
開通までの時間 | 長い (数日) | 短い (オンラインで完結、最短数時間で開通) |
SIM受け取り | 基本は身分証明書の住所で受け取る必要あり | 場所を選ばず。例えば入院中や旅行中でも開通可能 |
設定 | 割と簡単 (SIMカードを入れるだけでOKの場合もある) | 面倒な場合あり |
SIMカードの差し替え | 必要 | 不要 |
SIMロック解除 | 必要 | 必要 |
対応しているスマホ | 多い (大抵のスマホで使える) | eSIM対応スマホが少なめ (最近のiPhoneは対応) |
※ahamoで提供されているSIMカードは、サイズがnanoSIMのみとなっています。標準・micro・nanoのどのサイズでも対応できるマルチSIMではありません。
2. ahamoの「SIMカード」メリット・デメリット
SIMカードのメリット
- 対応スマホの種類が多い
- スマホが故障しても、SIMカードを他のスマホに挿せば割と簡単に使える
- 最近のスマホなら自動で設定、すぐに通話とデータ通信が利用できることが多い
SIMカードのデメリット
- ahamoのSIMカードはnanoSIMのみ提供
- 手元に届くのに数日かかる場合が多い
- SIMの配送先が本人確認書類の住所以外は原則不可
3. ahamoの「eSIM」メリット・デメリット
eSIMのメリット
- 開通までの時間が短く、最短1時間
- 24時間受付可能(MNPの場合は午前9時〜午後9時)
- 別の通信会社に簡単に切り替えたり、複数のプランを同時に使ったりできる
eSIMのデメリット
- eSIM対応のスマホが少ない
- 設定の手間がSIMカードよりも多く、上級者向け
- 設定時にWiFi環境が必要で、別端末のスマホやタブレットが必要(別端末は無くても可能だが手間が増える)
4. ahamoのeSIM新規契約の手順(iPhone)
- ahamoで使いたいiPhoneが対応端末であることを確認
(キャリア版eSIM対応iPhoneを利用する場合は、iPhoneのSIMロック解除手続きをしておく。)
▼ - ahamo公式サイトにアクセスして、「申し込み」ボタンを押す
新規なので「docomoを契約していない方」の【eSIMのみを購入】を選択する
「契約方法の選択」は【新規契約】を選択する
▼ - dアカウントにログインして、画面の指示に従って手続きを進める
途中で本人確認を求められるので画面の指示に従って操作する。本人確認が完了したら、eKYCの画面を閉じる
▼ - eSIMの契約を完了
▼ - 「eSIM利用開始手続きのご案内」というメールが届く
▼ - eSIMを利用するiPhoneでWi-Fiに接続する
▼ - 別端末にて、プロファイルダウンロードのQRコードを表示させ、eSIMを利用するiPhoneで読み取る
▼ - iPhoneの「モバイル通信プラン」にプランが追加されたことを確認して、端末を再起動する
▼ - 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、正常に利用できることを確認